多くの女性が関心を寄せるダイエット。
その方法は日々更新され、実際自分が取り組むときは何をしたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
ダイエットを構成するのは、運動と食事の主に2つです。
最近では、「糖質制限」「ケトジェニック」などのワードをよく耳にしますね。
これらのダイエット方法とはどのようなものなのでしょうか。
そして、間違った方法で行った場合の危険性をお伝えします。
目次
食事制限のダイエット法|糖質制限とケトジェニック
最近よく耳にする「糖質制限ダイエット」「ケトジェニックダイエット」に共通するものがあります。
まずは、どちらも食事制限によるダイエット方法であるということです。
運動方法ではなく、食べる食品を選んだり、カロリー計算などを行い、ダイエットをしていきます。
これらのダイエット方法を簡単にいうと下記のように説明できます。
・糖質制限ダイエットは、糖質を抜く
・ケトジェニックダイエットは、炭水化物を抜く
食べたら太る、というのは誰もが知っていることでしょう。
それらをセーブすることは一見悪いようには思えません。
さまざまな商品も糖質ゼロ・糖質オフなんて書いてあるものが多いですよね。
それらの商品は、ダイエットをしている人にとって強い味方なのではないでしょうか。
では、なぜ糖質や炭水化物を抜いた食事がいけないのでしょうか?
野菜などが不足するのは不健康なイメージがありますが、糖質などは体の中でどのような役割を担っているのでしょうか。
炭水化物と糖質の関係
糖質制限ダイエット・ケトジェニックダイエットでカギになるのが、糖質と炭水化物です。
炭水化物は、ごはん・パン・麺などであることは多くの方が知っていると思います。
私たちの主食と呼ばれるものですね。
では、糖質とはなんでしょうか?
「糖」という感じがつくと、お菓子など砂糖が使われた甘い食べ物をイメージさせますが、それだけではありません。
まず、私たちが生きていくために欠かせない三大栄養素を構成するのが、炭水化物・タンパク質・脂質です。
糖質は、炭水化物の一部です。
ちなみに三大栄養素に、ビタミン・ミネラルを加えたものを五大栄養素といいます。
栄養素の働きは、大まかに3つに分類されます。
・骨や筋肉、血液などの素になる
・エネルギー源
・体の調子を整える
糖質が含まれる三大栄養素は、体のエネルギー源となる役割を担っています。
糖質制限は、炭水化物の中の糖質を制限します。
ケトジェニックは、糖質も含め炭水化物を制限します。
糖質や炭水化物を制限するということは、体のエネルギーの素がないということです。
いくらビタミンやミネラルを補給しようとも、素がなければ体は不具合を起こしてしまいます。
食事制限ダイエットのなにが悪いの?
食事制限は、広く普及し、多くの人が実践されている印象があります。
もちろん無理の範囲で食事制限をしている場合もあるので、一概に食事制限はダメとは言えません。
しかし、運動をせずにただ食事量を制限していた場合はどうでしょうか。
食べる量が少ない、もしくは摂取カロリーが少ないので、確かに食事制限をすれば数値として体重は落ちます。
しかし、それは筋肉が減少したことによる影響なのです。
それでは、不健康ですよね。
先ほど、糖質を含む炭水化物は、三大栄養素といい体のエネルギーになるとお伝えしました。
これらを制限するということは、体にエネルギーの素が入ってきません。
しかし、私たちは生命を維持するようになっています。
では、このエネルギーはどこからやってくるのでしょうか?
答えは筋肉です。
エネルギーの素が必要量に満たない場合、私たちの体は筋肉を分解して生命を維持するのです。
トレーニングしているのに筋肉が付きづらいという方は、一度食事を見直してみるのがオススメですよ。
また、筋力低下が恐ろしいのは、リバウンドを起こしやすいということなのです。
せっかく体重が落ちたと喜んでも、リバウンドしてしまっては意味がありません。
筋力が低下するということは、基礎代謝量の低下を意味します。
基礎代謝量が低下すれば今まで食べていた量と同じ量を食べていてもカロリーオーバー、つまり脂肪量増加に繋がりリバウンドするというものです。
まとめ
ダイエットにおいて重要な食事制限ですが、極端に食事量を減らしていませんか?
食事内容に偏りはないでしょうか。
体のエネルギーが不足して、筋肉を分解されていては体にさまざまな不調を起こします。
健康かつ継続的にダイエットを続けるには、正しい方法で食事管理をしましょう。
もちろん、トレーニングしている方も、きちんと筋肉の素になる栄養は摂れているか確認しましょうね。
自分に合った食事制限の方法なんてわからない、という方も安心してください。
当ジムでは、パーソナルだからこそ、トレーニングと栄養指導を両立できます。
つらい思いをしてリバウンドをしてしまう前に、まずはご相談ください。