電気の力で筋肉トレーニング!流行りのEMSってどんな効果があるの?

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山城 宏統

【株式会社ビグス 代表取締役 山城宏統(やましろ ひろのり)】 Workout Base BIGTHは、トレーニングにより、あなたの生活が豊かになることを目的としています。体重計に示される数字をただ追うだけでなく、見た目の変化や生活習慣病予防、ケガ後の競技復帰などをサポートいたします。筋肉を鍛えて、何歳になっても、鏡の前でうっとりしてしまう身体と、自分の事は自分でできる身体を作りましょう!

あなたは、EMSという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

最近では、医療機関やエステ、ジムなどさまざまな場所で目にするEMSですが、そもそもどのようなものを指すのでしょうか。

そして、私たちの体にどのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は、EMSとはなにか、なぜこんなにも普及しているのかをお伝えします。

寝たままトレーニングってそんなことできるの?という疑問も解決できちゃいますよ。

私たちの体には電気が巡ってる!EMSってなんのこと?

EMSは、Electrical(電気的)Muscle(筋肉)Simulation(刺激)の略称です。

私たち人間の体は、もともと微弱電流を発生させています。

その電気によって、生命現象の発生や維持をしているのです。

私たちが生きるために、心臓など内蔵機能を動かすのも電気作用によるものです。

そして、手足を曲げたり伸ばしたり、普段何気なく動いているときも体の中は電気が巡って体を動かしています。

さて、冒頭で、EMSは、Electrical(電気的)Muscle(筋肉)Simulation(刺激)の略称であるとお伝えしました。

私たち人間の体は、自分で動かすときも電気作用が作用しています。

筋肉には、電気が流れると縮み、電気が止まるとゆるむ性質があります。

では、外から電気を加えたらどうでしょうか。

自分の力で筋肉を動かさなくても筋肉を動かしトレーニングをすることが可能です。

EMSは、電気の力を使って、筋肉を動かすことのできる電気刺激のことなのです。

EMSは3つに分類できる

EMS(Electrical Muscle Simulation)といっても、どこでも同じ電気を扱っているわけではありません。

医療機関・ジム・エステ・家庭など、EMSを扱える場面はたくさんあります。

しかし、EMSには大きく分けると低周波・中周波・高周波の3つに分類されます。

低周波・中周波・高周波の分類方法は、Hz(ヘルツ)によるものです。

このHz(ヘルツ)とは、一秒間に何回電気の波が起きるかで分類されます。

・低周波

低周波は、0,1Hz~1000Hzの周波数のものです。

家庭用で販売されるのは、この低周波に分類されるもののみになります。

中周波や高周波と比べて、一秒間に流れる電気の回数が少ないのが特徴です。

他の特徴としては、皮膚抵抗が大きいことが挙げられます。

皮膚抵抗が大きいということは、電気特有のピリピリが起こりやすいということを指します。

そのため、皮膚の表面までしか電気の効果は届かず、体の浅い部分のみが筋肉運動を起こします。

しかし、低周波は、皮膚抵抗が大きい代わりに筋肉運動を起こすパワーも強いのです。

【低周波の特徴まとめ】

①皮下5㎜程度まで電気刺激が届く

②ピリピリ感が強い

③筋肉を収縮させる力が強い

・中周波

低周波は、1000Hz~10000Hzの周波数のものです。

低周波に比べると、一秒間に流れる電気の回数が多くなるので、皮膚抵抗も多少ちいさくなります。

しかし、電気刺激なので、電気の強さを挙げていくと皮膚に感じるピリピリも強くなります。

低周波より皮膚抵抗が小さいので、体の奥に届きやすくはなりますが、筋肉運動が起こしにくくなります。

【中周波の特徴まとめ】

①皮下4㎝程度まで電気刺激が届く

②ピリピリ感は弱め

③筋肉を収縮させる力は、低周波よりも下

・高周波

高周波は、10,000Hz以上の周波数のものです。

低周波・中周波と比べて、一秒間に流れる電気の回数が非常に多くなるので、皮膚抵抗はほぼありません。

皮膚抵抗が小さいので、体の奥に届きやすくはなります。

そのため、インナーマッスルと呼ばれる体の奥にある筋肉に作用することや、除痛に関しても高い効果を発揮します。

【高周波の特徴まとめ】

①皮下15㎝程度まで電気刺激が届く

②ピリピリ感はほぼなし

③筋肉を収縮させる力は弱いが、インナーマッスルに作用可能

使い方たくさん!EMSの活躍現場

EMS(Electrical Muscle Simulation)は、体の痛みを取り除くなど、医療器具として多く使われています。

また、EMSは、筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。

医療分野では、脳血管障害などで自分の意志で運動ができなくなってしまった人のリハビリとして使用されています。

しかし、電気作用により筋肉を動かすことは、なにも医療の現場でのみ必要なわけではありません。

痛みを取るだけでなく、さまざまな使い方があるため、最近ではジムやエステなど幅広い活躍を見せているのです。

まとめ

EMSとは、電気刺激により筋肉を動かせるものになります。

その中でも3種類に分類されており、それぞれ特徴があります。

扱う際は、その特徴を理解して、目的に合わせて取り入れる必要があります。

当ジムでも、EMSを用いて効率よくトレーニングできる方法をご用意しておりますので、気になった方はぜひお問い合わせください。

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