病気に負けない体と心をつくる。多発性硬化症×運動の力

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山城 宏統

【株式会社ビグス 代表取締役 山城宏統(やましろ ひろのり)】 Workout Base BIGTHは、トレーニングにより、あなたの生活が豊かになることを目的としています。体重計に示される数字をただ追うだけでなく、見た目の変化や生活習慣病予防、ケガ後の競技復帰などをサポートいたします。筋肉を鍛えて、何歳になっても、鏡の前でうっとりしてしまう身体と、自分の事は自分でできる身体を作りましょう!

多発性硬化症とトレーニング:”できること”を諦めない体づくり

多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄の神経に炎症が起こり、さまざまな運動障害や感覚障害が生じる難病です
症状や進行には個人差があり、日によって体調が大きく変わることもあります
多くの方が「何もできない」「動かない方がいい」と考えがちですが、実際には”正しい運動”を取り入れることで、体の状態が改善したり、筋力や日常動作の維持につながったりするケースもあります

当ジムには、多発性硬化症の方が実際にトレーニングに通われています
初めは動きが鈍く、身体が重たく感じられる状態でも、運動後には少しずつ身体が軽やかに動き出す変化が見られます
その経験を元に、今回は多発性硬化症とトレーニングについて、5つのポイントでお伝えします

“動かない”ことこそが症状悪化の原因に

体を動かさずにいると、筋力はどんどん低下し、さらに動きづらくなってしまいます
特に多発性硬化症は、疲れやすさや麻痺感があるため、動くことに対する不安もありますが、「できる範囲で体を動かすこと」が、進行の抑制や体力維持にとても重要です

筋力の維持が生活の質を守るカギ

多発性硬化症では、少しずつ筋力が落ちることで、立つ・座る・歩くといった基本的な動作が困難になりやすいです
簡単な筋力トレーニングを継続することで、日常生活の動作を少しでも長く維持することが可能です

  • 椅子に座って行う下肢運動
  • チューブを使った軽めの筋トレ
  • 呼吸法を取り入れた体幹トレーニング

トレーニング直後は調子が悪くても、時間が経つと動けることも

MSの方の中には、運動直後は一時的に疲労感や体の重さを感じる方もいますが、しばらく時間を置くと「身体が軽くなった」「動きやすくなった」と実感されることが多くあります
体を目覚めさせるスイッチとして、トレーニングは有効な手段です

メンタル面への良い影響も大きい

“病気だから何もできない”という気持ちは、本人の意欲や希望を削ぎます
しかし、運動によって少しでも動ける感覚を得られると、前向きな気持ちが芽生えやすくなり、QOL(生活の質)の向上にもつながります!

  • “やってみたら意外とできた”という体験が自信になる
  • 周囲と交流する機会が増えることで孤独感が軽減される

専門家と一緒に”今できること”を探す

多発性硬化症は個人差が大きい病気です
自己判断で運動するのではなく、医療的な知識を持ったトレーナーや医師と相談しながら、安全で効果的なトレーニングを行うことが大切です
当ジムでは、その方の体調や状態に合わせたメニューを提案しています

まとめ

多発性硬化症と向き合いながら、「今できることを少しずつやっていく」ことが、将来の身体の状態や生活の質に大きな違いをもたらします。トレーニングは決して無理にするものではありません。ほんの少しの運動でも、継続することで体も心も変わっていきます。同じ病気で悩む方にとって、希望の一歩となるようなサポートを、私たちはこれからも続けていきます。


 

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