筋肉の6つの働き・作用について

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岡田 渓吾

【柔道整復師・トレーナー 岡田渓吾(おかだ けいご)】 普段は接骨院の先生として怪我の処置を行い、時にトレーナーへ変身する岡田と申します!健康を目指す上で「運動」はとても多くの良い影響を身体に与えてくれます。そんな運動ですが、みんながみんな好きなわけではありません。ですが運動が苦手な方でも、笑顔で運動が出来るようあの手この手で指導致します!楽しく運動習慣を付けて健康に向かって一緒に頑張りましょう!

筋肉は、実はとてもすごいものだと言うことをご存知でしょうか?

普段から何と無く使っている筋肉ですが、その筋肉の働きには体を動かすこと以外にも様々な作用があります!

今回は、あまり知られていない筋肉の6つの凄い働きをわかりやすく述べていきたいと思います。この筋肉の働きを少しだけでも理解するだけで、運動やトレーニングの必要性に気付き、運動習慣の取得に繋がると思います!

筋肉の凄さに迫りましょう!

身体を動かしてくれる!

桜区ジムBIGTHでの筋肉トレーニング

人間は筋肉が無いと身体を自由に動かす事は出来ません。この作用は一般的に理解されていると思います。

筋肉はゴムと同じで伸び縮みします。筋肉が伸びることを伸長(しんちょう)、縮むことを収縮(しゅうしゅく)と言います。

人間は筋肉の伸長と収縮を繰り返して関節を動かし足や手、頭や目などを動かします。

筋肉が動かす原理として、動かしたい身体の部分にある筋肉に対して、脳が「動け!」と筋肉に対して指令を出します。脳からの指令は電気信号によって筋肉の電気信号を受け取る受容器(じゅようき)というところに伝わります。その受容器が受け取った指令に基づいて、アクチン、ミオシンという筋肉の繊維が重なったり、離れたりします。

重なるときが収縮、離れるときは伸長している状態です。

筋肉は運動をして動かしてあげないと、この一連の流れがうまくいかず、指令が出ているのにも関わらず筋肉が動いてくれない、なんてことも起こります。

このような、筋肉の働きで身体を動かせるうちに、この流れが滞ら無いようにトレーニングしましょう!

代謝に大きく関わる!

筋肉は代謝を上げる作用がある

人間には基礎代謝といって、何もしなくても消化するエネルギーの働きがあります。何もしないのにエネルギーを使うのはなぜかと疑問があるかと思いますので、述べさせていただきます。

人間は、あるものが動いてないと生命維持(せいめいいじ)ができません。その常に動いていなければならない物とは心臓です。心臓が動いていないと身体の血流が止まり生命維持することが難しくなります。

そんな心臓ですが、心筋といった筋肉でできています。焼肉で言うところのハツですね!

筋肉を動かすにはエネルギーを使うため、常にエネルギーを使っていることになります。

心臓以外にも、人間は呼吸をしていないと生命維持することが難しくなります。その呼吸に関わる呼吸筋も常に動いていなくてはなりません。この呼吸筋も常にエネルギーを使います。その他、消化する時や考え事をする時など、運動や行動しなくても使うエネルギー量を基礎代謝と言います。

この基礎代謝を筋肉を増やして高めることで、痩せやすい身体を作ることが可能となります。

※基礎代謝について詳しく紹介しているページはこちら(基礎代謝を知らないとダイエットは始まらない!)から。

血液を巡らせてくれる!

筋肉の働きの一つである血液循環を促す運動

先述しましたが、心臓も筋肉です。
筋肉は全身に血液を巡らせて、栄養を供給して全身の筋肉を動かす作用があります。

血液が通る血管には、動脈と静脈の2種類あり、動脈は心臓から出てきた新鮮な血を全身に届ける働きがあります。静脈は全身に血液が行き渡った後、栄養のない汚くなった血液を心臓に戻し綺麗にするための血管です。この静脈は動脈とは違い、血液に勢いが無いため全身の筋肉の収縮活動(ポンプ作用とも言う)によって心臓まで戻す作用があります。

つまり、心臓だけではなく全身の筋肉があって使うことによって正常な血液循環が可能となるのです!

身体を守ってくれる!

筋肉は単純に身体の衝撃吸収材としての働きもあります。筋肉量の多い方が物理的な外力のも強く、また反復した外力に対しても筋力の低い方に比べて耐性があります。

わかりやすい例でいうと腰痛です。腰痛は反復した腰にかかるストレスで慢性化しやすいですが、そうなる方は筋肉量が少ない傾向にあります。歩く動作でも筋肉がない方にとっては背骨にストレスのかかる行動なのです。

筋肉をつけると言うことは自己防衛でもあるのです。

体温を調節してくれる!

筋肉は収縮や身長を繰り返す際にエネルギーを使うと先述しましたが、この過程で熱を発生させる作用があります。

ランニングや歩いているときに身体がポカポカしてくるのはこの働きのためです。つまり体温を上げ下げするのは筋肉の働きが大きく関わってきます。これは単に運動時だけではなく、平常時の体温にも関わってきます。人間は平熱が1度上昇すると自己免疫力が約30パーセント上昇すると言われています。新型コロナウイルスが蔓延しつつある中で、トレーニングによって筋肉の活動量をあげることは感染症対策にもつながるのです!

たんぱく質の貯蔵庫になる!

筋肉は、たんぱく質で主に出来ています。たんぱく質は、栄養がなくなるとエネルギーとして使う作用があります。病気や、その他の理由で栄養補給ができない場合、生命維持のためには必ずエネルギーが必要です。そのエネルギーが補給できない時は、筋肉を壊し、蓄えておいたタンパク質を使う働きがあるのです。

身体の非常事態に活躍するのも筋肉なのです!

筋肉の作用・働きまとめ

筋肉の働きについて述べましたが、皆さんが考えているより多くの働きをしていますよね!

筋肉は身体を動かすだけではなく、生命維持に関してもとても多く関与します。

トレーニングをすると言うことは、現在の自分にとっても未来の自分にとってもプラスになる事しかありません。

一度、筋肉の大切さを理解してみるとトレーニングに対しての考え方が変わるかもしれませんね!

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